「筆架・静寂に憩う」 2
■ 着想
文房四宝という言葉がある。しかし筆を置く道具についてはあまり重きが置かれていない。しかしこんな道具があったらどうだろうかと思いをはせた。
■ 胎
チークの厚い板を角材に切り分けて胎を作っていきます。チークは今では大変貴重な材料で安定性の高い作品を目指しました。
■ 技法
底部分は麻布を着せ、全体は摺り漆、筆をおく部分は下地を施し、夜光貝の螺鈿大きな金の置き平目。さらに塗り込み、蝋色塗りで漆黒の艶上げを目指しました。中央にはつまみをつけています。
真珠光や朱の飾りつまみで机上に存在感を演出します。
■ サイズ
17×4×5 p
■ コメント
文房四宝に加えられればいいなと思う。
■ 販売価格
12万円